髪の毛がバサバサになる人は、基本的に女性が多いようです。
髪の毛が長いのも原因のひとつですが、ケアの方法が原因になることもあります。
正しい対策ができていると、バサバサにならずに済むため、これから紹介する対策も実践してみてくださいね。
ちなみに髪の毛に直接原因がなくても、パサつくこともありますよ。
目次
バサバサになって髪がおさまらない…髪の毛の原因を探ろう!

髪の毛がバサバサになってしまうと、どうしてもセットをする際に邪魔になってしまう、イライラしてしまいますよね?少し外出する時でも、髪が広がって邪魔になるでしょう。
これにはしっかり原因があり、毎日の積み重ねで髪の毛がバサバサになるため、なかなか解消しないケースもよくあります。
だからこそ原因を頭に入れておいて、しっかり正しいケア方法を知っておきましょう。

難しい方法でケアするわけでないため、少しずつ習慣を変えていけば、バサバサがきれいになるよ。
負担がかかりすぎるアイロンを裸でしていない?

若い女性によく見られるバサバサの原因は、ヘアアイロンやコテなどの熱によって、髪の毛がバサバサにさせています。
営業中に悩みを相談していただくと、多くの女性を困らせている原因です。
これは髪の毛の素材が問題であり、アイロンなどの熱によってバサバサになってしまいます。

よく例で挙げられるぼが卵焼きだね。焼き過ぎてしまうとポロポロになるでしょ?
髪も同じでバサバサになるのは、髪の成分が熱によって固まり、元に戻れない状態になっているからなんです。
ですからヘアアイロンやコテを使う場合は、髪の毛をできるだけいたわってあげると、痛みが少なくなってバサバサがよくなりますよ。
ヘアカラーやパーマをやりすぎ?痛みがひどいのが原因!

じつは髪の毛は熱だけでなく、薬剤によってダメージを受けており、ヘアカラーやパーマをやりすぎるのもバサバサになってしまうんです。
これらの薬剤は大まかにいうと、髪の毛のバリアを担っているキューティクルを無理やり開かせて、成分を浸透させています。

何度も繰り返していると、キューティクルは戻らなくなって、バサバサになるわけだね…。
中には1発でバサバサにしてしまう薬剤もあるため、しっかりヘアカラーやパーマをしたあとには、トリートメントなどのヘアケアをする必要があります。
髪を洗った後に乾かしていないのが習慣化している

ヘアカラーなどをしていなくても、なぜかバサバサになってしまう…と、悩んでいる女性もよく見かけます。
とくに髪の毛が長い女性に多い原因なのですが、ドライヤーを使わず髪を乾かす事。

これが髪の毛をバサバサにさせているんだね!
いわゆる自然乾燥といわれるもので、髪の毛が濡れているまま放置していると、バサバサになってしまいます。
これもバリアの役割であるキューティクルが原因です。このバリアは鱗状になっていて、ちょっとした刺激でも剥がれ落ちてしまいます。
髪が濡れると開く性質がキューティクルにはあり、そのまま寝てしまったら、摩擦で剥がれ落ちて元に戻らなくなるでしょう。
そして剥がれて髪の毛の残ったキューティクルは、引っ掛かりの原因となり、バサバサになってしまうわけです。
海やプールに入ってケアできていないのが原因

髪の毛は肌と同じ性質があり、酸性になっているときれいに状態をキープできます。ところがアルカリ性に傾いてしまうと、先ほどのキューティクルが壊れてしまうんです。
海やプールというのはこのアルカリ性になっており、髪の毛に付着してしまうと、キューティクルのダメージが大きくて剥がれてしまうでしょう。

そしてヘアカラーやパーマと同様で、痛みが出てきてバサバサになってしまうよ。
しっかりシャンプーで洗い流して、できる限り酸性に戻す努力が必要になります。詳しい対策は以下で紹介しますね。
トリートメントではなくコンディショナーを使っていない?

しっかりヘアケアしているのに、なぜか髪がバサバサになっているのなら、それはトリートメントではなくコンディショナーかもしれませんよ。
トリートメントとは成分の分子が小さくなっており、髪の毛の奥底に入ってくれる効果があるのですが、コンディショナーは分子が大きいので表面しか浸透しません。
とくにヘアカラーやパーマをしている人は、内部に成分を浸透させないと効果がないので注意してくださいね。
髪の毛をイジっていないのにバサバサなら体調が原因かも…

上記では髪の毛に関する原因を紹介しましたが、それ以外にもバサバサにしている原因があります。
それが体調。体の中で髪の毛を作り出しているので、どうしても髪の毛がバサバサになっているわけです。
いくらヘアケアしていても髪の毛がバサバサのままなら、体調が崩れているケースもあるので、体調管理をしっかり続ける必要があります。
寝不足であまり寝られていない日は要注意

今の人ならやってしまいがちなのが、スマホを見すぎて寝られていない状態が続いてしまうことでしょう。
髪の毛は死んだ細胞といわれていますが、頭皮から作られるため、寝不足だとバサバサになるわけです。
それは血液から栄養を運んできて、そこから髪の毛が作られるため、どうしてもバサバサになってしまうのでしょう。

睡眠というのは血液の循環と大きく関わっておる。髪の毛を作る際に深く関わっているわけね。
病気の日は髪の毛のケアをしていないとバサバサに…

寝不足でバサバサになるのなら、病気になってしまうケースだと、もっと影響を受けるのもわかるでしょう。
更年期障害になってしまうと、とくに髪の毛が細くなったという声も多いため、これは体調と関係とないといえないでしょうね。
とくにそのタイミングの際には髪を労わらないと、すぐにバサバサになってしまうため、注意したほうがいいですよ。
疲れやストレスでもバサバサになりやすい

もちろん病気にならなくても、血行が悪くなるストレスや疲れがたまっただけでも、髪の毛に影響が出てしまいます。

血行が悪くなるだけでなく、イライラしたらホルモンバランスが崩れるんだ…。だから髪の毛がバサバサになるよ!
女性はそれくらい髪の毛のダメージを受けやすいため、日ごろからヘアケアをしっかりしていないといけないわけです。
バサバサになった髪の毛を戻す対策はないのか?

髪の毛がバサバサになってしまったら、元に戻すのは難しいのか?
そう不安になってしまう女性も多いでしょうから、そんなストレスをためない意味でも、正しい対策を紹介しますね。
意外に正しいと思っていた方法でも、間違った対策をしている女性も多かった経験があったので、復習の意味でも少し除いてみてください。
お風呂に入ったらアミノ酸系シャンプーにトリートメントでケア

まず1日のうちでヘアケアのポイントとなるのが、お風呂に入ったタイミングです。
おすすめはアミノ酸系のシャンプー。洗浄力が弱い特徴があり、それ以上痛みを出させない意味でも、この種類に変えるだけでもバサバサになりにくくなります。
さらにコンディショナーではなく、トリートメントを用意するのも重要!髪の毛の内側から補修しないと、バサバサを克服できません。
今あなたが使っているヘアケア剤がどのようなものか、この機会にチェックしてみるといいですよ。
髪を洗ったら必ずドライヤーで髪を乾かす

髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、キューティクルが壊れてしまうため、必ずドライヤーは必須のアイテムです。
乾燥させた状態で睡眠に入るだけでも、髪の毛のダメージをおさえられるため、気軽にヘアケアができるおすすめの対策です。
その後にアウトバスタイプのトリートメントをしていると、寝ている間に成分が浸透してバサバサが抑えられます。
アイロンを使う前にオイルやアウトバストリートメントで保湿

熱に弱い髪の毛を守るためにも、オイルやアウトバスタイプのトリートメントは、かなり有効な対策となります。
それからアイロンの熱を下げて使うと、むしろトリートメント成分が、中に浸透してバサバサを修復できる可能性を上げてくれるんです。
とにかく修復できる成分を浸透させて、ダメージから守る対策を続けていると、バサバサは解消できますよ。
パーマやヘアカラーはバサバサが解消するまで回避

パーマやヘアカラーは無理やりキューティクルを開かせて、中に成分を浸透させようとします。
そのため痛みが出るのを上記で紹介しましたが、それ以上ダメージを与えない意味でも、これらを控えたほうがいいでしょう。
すでにバサバサになっているのに、続けてしまうと、元に戻らなくなってナイロン毛のようになってしまいますよ。
そうなってしまうと戻すのは難しくなるため、控えておきましょう。
上記の方法をしてもバサバサなら美容室のトリートメントを!
上記の方法をしっかり守ったとしても、あまり効果を実感できなかったのなら、もっと強力なトリートメント効果を味わえる美容室の施術を受けてみましょう。
市販のトリートメントはどうしても膜と修復成分が一緒に入っているため、どうしても効率が悪くなってしまいます。
ところが美容室で行うトリートメントだと、浸透成分・修復成分・バリア膜を作る成分と、それぞれ薬剤を分けて塗布するのでバサバサのダメージを修復できるんです。
必ず痛みが治らないわけではないので、髪のプロである美容師さんに相談するのが、バサバサを効率よく治す方法!気軽に相談してみてくださいね。