アホ毛ができてしまうと、どこかだらしなさが見えて、しっかりした女性という印象がなくなってしまう気がしませんか?
意識してヘアケアしているのに、アホ毛ができてしまうのに疑問を感じている人は、以下の3点が頭になっていない可能性がありますよ。
- アホ毛の原因
- できた後の対処法
- できる前に予防対策
原因というのは湿気がひとつ考えられます。それに合った対処法と、予防対策を正しくすれば、簡単にアホ毛を抑えられるはずです。
簡単にできる方法を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
湿気が原因でアホ毛ができてしまう流れ

アホ毛というのは頭頂部に主に見られる髪の状態です。少し髪が立ち上がって、まとまりがないように見えてしまいます。
その影響で「髪のケアができていない?」と見られてしまい、「自己管理ができていない?」と勘違いされるケースもあるはずです。
そんな風に見られないようにするために、アホ毛の原因を知っておきましょう。
ちなみに時期によっては、湿気が原因の大半を占める場合があるので、意識してみてくださいね。

原因に合わせた対処法や、正しい予防対策ができるので、覚えておいて損はありませんよ。
原因01:くせ毛がポイント
湿気によってアホ毛ができてしまうのは、その髪がくせ毛の可能性が考えられます。
くせ毛というのは、ウェーブが出るイメージを持っていますよね?この原因は2種類あり、アホ毛とも関係が出てきます。
- 生えてくる段階で髪がうねる
- 湿気を吸いやすい部分がバラバラに点在している
もともとくせ毛のウェーブは、生えてくる段階で形が付いてしまっています。そこに湿気を含むと、髪の毛が膨張して、膨らむのがアホ毛の大きな原因です。
つまりウェーブがある時点で髪の毛は不揃いになるのに、湿気でその差が極端となり、アホ毛が目立ってしまいます。
そこでくせ毛を抑えるように意識するのが、アホ毛を抑えるひとつのポイントになってきますね。
原因02:紫外線のダメージ
湿気によってアホ毛が目立つのは、紫外線も大きなポイントです。アホ毛というのは過度なダメージを髪が受けると、できやすくなってしまいます。
湿気によって髪の毛のバリアであるキューティクルが開き、そこに紫外線が当たれば、さらにダメージが大きくなるはずです。
そのダメージの積み重ねで髪の毛が乾燥し、湿気を吸収しやすい部分と、そうでない部分の差がひどくなります。それでアホ毛が際立つようになるわけですね。

つまり以下のような流れで、アホ毛が気になってしまうわけだね…。
- 湿気でくせ毛が出る
- くせ毛でアホ毛も目立つ
- 湿気で紫外線のダメージが増える
- さらにくせ毛の症状がきつくなる
- アホ毛もより際立つ
この流れを遮断するようにケアすると、アホ毛が気にならなくなります。
湿気が原因でアホ毛を見つけた時の対処法

今気になるアホ毛を見つけた人は、以下のような方法で抑えるのがおすすめです。
いくらアホ毛が気になるからといって、すぐにアホ毛を抜いてしまうのはNG!絶対に我慢してくださいね。
- スタイリング剤で保湿して抑える
- ヘアアレンジでアホ毛を物理的に抑える
これで外出中にアホ毛を見つけたとしても、すぐに対処して髪をきれいに見せられます。

すぐにできる簡単な方法だから、頭に入れておいてね。
スタイリング剤
アホ毛を見つけたら、とりあえず保湿してしまいましょう。その中でもおすすめなのが、スタイリング剤です。
以下の物をカバンの中に用意しておけば、アホ毛を見つけてもすぐ対処できますよ。
- ワックス
- ヘアオイル
- アウトバスタイプのトリートメント
アホ毛が際立ってしまうのは、湿気を吸って髪の毛が膨張してしまう点。これを防ぐためにスタイリング剤を使うわけです。
上記のスタイリング剤は、バリアの膜の強さによって使い分けてくださいね。
強度 | |
ワックス | 強い |
ヘアオイル | 普通 |
アウトバスタイプのトリートメント | 低め |
ワックスは固めるための成分が多いため、バリア膜がしっかり作られます。湿気をしっかり守りたい人は、ワックスを使いましょう。
ヘアオイルは種類によっては、髪の毛の内部に浸透する効果があるため、バリア膜は3つの中では中間です。
アウトバスタイプのトリートメントは、髪内部に浸透する成分が多めで、どちらかというとバリア膜は低めですね。

もちろん種類によって変わってくるから、目安として参考にし、実際に試してみてね!
ヘアアレンジ
スタイリング剤を付けずにアホ毛を抑えるためには、ヘアアレンジがおすすめです。
アホ毛が目立ってしまうのは、髪の毛の上になにも抑える部分がないため、浮いてアホ毛が際立ってしまいます。
つまりヘアアレンジでアホ毛を抑える方法は、無理やりアホ毛を抑える方法です。簡単なヘアアレンジでアホ毛を抑える方法を紹介しますね。
- ねじりヘアアレンジ
- ゆるい三つ編み
- トップに作るお団子
この投稿をInstagramで見る
ねじり系のヘアアレンジとは、ただ毛先から髪をねじるだけのヘアアレンジ。
誰でも簡単にアホ毛を抑えられるだけでなく、つまんでヘアアレンジをすると、アホ毛がわかりにくくなります。
この投稿をInstagramで見る
三つ編みに関しても同じです。毛先を簡単に三つ編みにしたら、残った部分をつまんで崩し、アホ毛をわかりにくくしましょう。
この投稿をInstagramで見る
お団子に関しては髪が長いロングヘアしか向いていませんが、アホ毛を隠すにはピッタリのヘアアレンジです。挑戦してみましょう。
湿気が原因でアホ毛ができる前にする予防対策

アホ毛を対処する方法だけでなく、予めアホ毛ができない髪にしておくのも大切です。
原因を紹介しましたが、その流れを参考に湿気対策をすれば、アホ毛を予防できてしまいますよ。
基本は「ヘアケア剤選び」と、「生活習慣を見直す」だけでOKです。
シャンプーやトリートメント選び
ヘアケア剤選びでアホ毛が抑えられるのは、保湿をして膨張を抑えるように意識するだけでも効果があります。

そのためのシャンプーと、トリートメントを選ぼうね!
選び方 | |
シャンプー |
|
トリートメント |
|
トリートメントに関しては、選び方は特にありませんが、基本としてはコンディショナーは選ばないようにしてください。
トリートメントとは髪の毛内部まで、保湿成分が浸透するヘアケア剤。コンディショナーとは、髪の外側のバリアを強化するだけのヘアケア剤です。
また保湿力も重要ですが、トリートメントだけでも十分保湿できるので、自分の好みの髪触りになるものを選ぶと続けやすいですよ。
シャンプーに関しては、アホ毛対策には選び方が重要です。上記の表のポイントを忘れずに、シャンプーを探してみてくださいね。
生活習慣を見直す
ヘアケア剤でアホ毛が際立たないようにしたら、次は生活習慣を見直しましょう。髪が体と繋がっており、体調が悪くなるとくせ毛が悪化してしまうからです。
- 睡眠時間を長くする
- 食事はたんぱく質を多めにする
- 腸内環境も整える など
睡眠と髪の毛は深い関係があるため、睡眠がしっかりできていないと、髪が乾燥してアホ毛が目立ってしまいます。

湿気を吸収しやすくなるので、乾燥を防ぐために、長い睡眠をとろう!
腸内環境はアレルギーと深い関係があり、炎症を起こしやすくなり、これもアホ毛がひどくなりやすくなります。
湿気が原因でアホ毛ができるのは予防対策

アホ毛というのは髪の毛が湿気を吸収し、くせ毛がひどくなるとより際立ってしまうのが原因です。そこでくせ毛と紫外線を意識して、髪の毛がうねりにくくしましょう。
その予防を意識するために、ヘアケア剤選びと生活習慣を見直すのがポイントです。よく外出する人は、それに加えて紫外線対策も意識したほうがいいですね。
これだけ対策ができたら、後はそれを続けるだけ!これで少しずつアホ毛が伸びてきて、その重みでアホ毛が目立たなくなります。
その間にアホ毛が気になったら、ヘアアレンジやスタイリング剤で、抑えるようにしてくださいね。

ちなみにこの対策が面倒なら、美容室のヘッドスパもおすすめ!