パーマが早い段階でとれるのは、誰でもおかしいと思いますよね?じつはかなり大きな原因があったんです。
あまり有名ではない原因のため、ほとんどの人が美容室を変えてしまうか、再びパーマをかけてしまいます。
それだとダメージがひどくなって、さらにとれるのが早い状況に…。
正しい対策を紹介しますね。
目次
パーマが早い段階でとれる原因は?

まずパーマというのは基本的に、髪のキューティクルといわれる髪のバリアを無理やり開かせ、中に薬剤を浸透させます。
そして髪の構造を変えさせて、髪の形を変えてしまう施術。つまり髪に対して負担がかかっているため、なるべくパーマをかける回数を、減らす努力が必要です。
ところが今ではくせ毛のようなパーマが流行っているため、これパーマ?というくらい、少ししかパーマがかかっていません。

パーマをかけた本人も、「パーマがとれるのが早いな…」なんてことがよくあると思う…。

美容室に何度も相談しに来るお客様が多いのは、このとれる原因に気付いていないのもあるから、ここで原因を紹介するね。
髪のダメージがひどくなるとすぐにパーマはとれる

まずパーマがとれる原因のひとつは、髪のダメージが多すぎるのが挙げられます。痛みが出てしまうのは、基本的にキューティクルが剥がれてしまっているんです。
髪の盾として役立っているキューティクルですが、これが壊れると中の栄養や成分が流れ出てしまうため、パーマの成分も一緒に流出してしまいます。
パーマのモチをよくするポイントは、パーマをかけて1週間パーマが流れ出ないように、キューティクルの保護を考えましょう。
しかしゆるいパーマだと、早くとれるという認識をしている人が多いため、普通のパーマよりも頻度が自然と多くなってしまいます。
パーマ後の1週間のうちに髪を引っぱりながらセット

上記でも紹介したように、パーマというのは最初の1週間くらいで髪に浸透していきます。この1週間で変なクセをつけてしまうと、その形のままになってしまうんです。
もともとパーマのセットというのは、自分1人でするのは案外難しく、セットをするのに引っぱってしまいがち…。パーマがとれる大きな原因になってしまうわけです。

そこでパーマの担当した美容師さんに、セットの方法をしっかり教えてもらいましょう。
1週間のうちは意識過剰なくらいでいいので、引っ張らないようにするのもポイントです。
とくにくせ毛風にパーマのように、カールが大きいゆるいパーマをかけた人は、とくに要注意!
これが原因ならパーマがとれたのではなく、髪をまっすぐにセットしていたからと思っておきましょう。
保湿成分タップリのトリートメントを付けすぎ

血球で生きていく限り、重力には誰でも逆らえません。上から下に行く力のことですから、パーマもこの影響をかなり受けています。
パーマというのはカールを出して、浮かせる効果もあるのですが、逆に重力があると下に落ちてまっすぐになってしまうんです。
この下に働く力を大きくさせてしまうのが髪の重み!
とくにしっとりと表記されたトリートメントは、保湿成分がタップリ入っており、水分が含まれてとれる原因にもなってしまいます。

トリートメントなどで、髪に膜をつけると総量が増えてしまうから、下に落ちて髪がまっすぐになってしまうんだよ!
しかし上記で紹介したダメージも気にしてくださいね!
軽いヘアケア剤を選ぶのが、パーマが取れるのを回避する最善の方法です。
パーマがすぐとれるのを防ぐ3つの対策を紹介

パーマというのはキューティクルを無理やり開かせて、髪の内部に薬剤を浸透させる施術のこと!
これさえ頭に入れてしまえば、パーマがとれる対策が自然とわかってきますよ。その対策について、具体的に紹介しておきますね。
大きく分けて3種類のパーマの持ちをよくする対策があるので、毎日の習慣にしてしまえば、美容室に通う頻度も少なくて済むでしょう。

何度も言うけど、キューティクルを大事にすることだけを考えて、対策を使ってみてね。
とにかく髪を労わる!シャンプーにもこだわりを!

髪を労わるというのは、細かくいえばキューティクルをケアするという意味です。
とくにパーマがとれるのを防ぐためには、シャンプーを変える方法が手っ取り早いですね。
そもそもシャンプーとは汚れを落とすためのヘアケア剤。バリアの役割である皮脂を落としてしまうため、洗浄力の強いものは使わないほうが、パーマのもちがかなり変わってきます。
洗浄力が強いシャンプーを見極めるには、成分表をチェックするのが1番です!
- ラウレス硫酸
- ラウリル硫酸
- オレフィンスルホン酸Na
上記の名前が入っていれば、洗浄力が強いと判断してもいいでしょう。
これが入っているのに髪がサラサラになるシャンプーには、シリコンがタップリ入っているため、これもあまりおすすめできません。
この成分はコーティング効果が高いすぎるため、次にパーマをかけた場合、薬剤が中に浸透しにくくなってしまいます。

美容師さんでもシリコンが付いた髪を落とすのは、かなり至難の業だから使うのをやめてね。

じゃあどのようなシャンプーがいいの?
今話題のアミノ酸シャンプーを使うのが、わかりやすくておすすめですよ。
洗浄力が弱くて髪の保湿力もアップできるので、パーマがとれるのを防いでくれます。
洗浄成分を見てみると「ココイルグルタミン酸TEA」といったものが入っており、ココイル○○と覚えておきましょう。
最初の1週間は髪を持ち上げながらセット
シャンプーだけでなく、セットの方法も正しくしないと、パーマがとれる可能性がアップしてしまいます。
セットといっても簡単な方法ですから、挑戦してみる価値があるでしょう。
手の平の上にパーマをかけた髪をのせて、そこに風を当てるだけでOK!これで引っぱってパーマがとれる習慣がなくなるので、かなり持ちがよくなりますよ。

その方法とは髪を持ち上げながら髪を乾かすだけ!
トリートメント選びも慎重に!ゆるヘアなら尚更!

パーマがとれるのを防ぐには、トリートメント選びもかなり重要になってきます。それは髪の重みが出てしまうから。
今流行のゆるいパーマだと、とくに重くなるトリートメントを使っていると、カールが出てくれません。
専門用語のように聞こえてしまうでしょうが、ベタベタにならないものなら、とくに問題なくカールが出てくれます。
トリートメントのパッケージなどを見てみて、「しっとり」と書かれたものではなく、サラサラと書かれているならおそらく軽くなるでしょう。

その原因は上記で紹介したので省きますが、とにかく軽いトリートメントを使ってみてね。

ムースなどの固まりにくいセット剤を選んでもいいみたいだね!
とにかく重くならないものを選んで、髪に付けていれば、パーマがとれる心配はありませんよ。
くせ毛パーマをかけたら軽めのヘアケア剤を!
とにかくパーマがとれるとストレスがたまっているなら、まずは使っているヘアケア剤をチェックしてみてください。
とくにトリートメントがベタベタで重くなってしまうタイプなら、重みでカールやウェーブが出てくれません。
これを変えるだけでも、パーマが出てくれるため、かなり手っ取り早い対策です。
それでもパーマがとれると感じるのなら、再びパーマをかけてもいいですが、期間を置いて美容室で相談してくださいね。
髪のダメージが大きいと、それだけでパーマがすぐにとれる原因となってしまいます。そしてシャンプーを洗浄力の弱いものに変えてしまいましょう。