白髪染めの後にカラーをするのは髪の痛みがでるからNG…その理由とは?

白髪染めの後にカラーをするのは髪の痛みがでるからNG…その理由とは?

2020年9月29日

白髪染めの後に、ヘアカラーをして髪の色を明るくしてやろう…。

このように考えている女性は、少し考え直してほしいです。

 

それは経験上、デメリットのほうが多くなるから。

その理由について具体的に説明するので、とりあえずこの記事を読み進めてみてください。

 

ポイントとなるのは、「キューティクル」です。

 

白髪染めの後にカラーをして髪を明るくしたい人は意外と多い

女性にとって白髪は、どうにかして隠したいもの。

だから白髪染めをして白髪を隠して、さらに希望の色に染めるために、その後にカラーをすればいいと考えてしまうのでしょう。

 

もともと今のヘアカラーの流行が、明るい色がほとんどです。

しかし白髪染めをしてしまうと、どうしても髪が明るくなりません。

これも白髪染めの後に、ヘアカラーをしたいと考える女性が多い理由でしょう。

 

結論から言ってしまうと痛みが気になる

毎月のようにカラーリングをしている方は、染料の影響で髪が細くなることが多いです。

 

ダメージが蓄積された髪に、さらにストレスや睡眠不足など他の影響が加わると、薄毛の原因になることさえあります。

※引用:頭美人より

 

しかし白髪染めの後にカラーをすると髪に負担がかかり、最悪髪が細くなるだけでなく、痛みでボロボロになる可能性もあります。

これは白髪を染めるパワーが強すぎる白髪染めの影響。

キューティクルが開きっぱなしになり、ダメージが溜まって髪が細くなってしまうわけです。

 

染めたい人は美容室でお願いするのが無難

特に市販の白髪染めはサロン用ヘアカラーより、アルカリ剤が多く含まれています。

自分で白髪染めの後にカラーをしてしまうと、髪が乾燥する上に、頭皮まで炎症を起こす可能性も否定できません。

 

どうしても白髪を染めつつ、髪の色を明るくしたいのなら、美容師さんにお願いしましょう。

サロンカラーで染めてもらいながら、髪や頭皮を保護してくれるので、まだ髪の状態をきれいに維持してくれますよ。

 

白髪染めの後は何日後にヘアカラーできるのか?

白髪染めの後にカラーをすると、髪の負担が大きくなるのは確かですが、間隔をあけると負担が最小限に抑えられます。

何日後にヘアカラーをすればいいのでしょうか?

 

通常のカラーの頻度は2か月以上待ったほうがいい

カラーをした髪は、2ヶ月すれば毛先の色素が抜けきった状態になります。

つまり2か月待てば、どんなカラー剤を使えばいいか、ある程度把握できるというメリットがあるわけです。

 

またこの程度の間隔をあけると、髪の負担が最小限になるのも理由のひとつ。

白髪染めは髪の負担が大きいので、この感覚をキープして、トリートメントも付けたほうがいいでしょう。

 

ちなみに白髪染めをすれば、根元が白くなる部分が出てくるはずです。

この場合は2ヶ月以内に根元だけ、1回染めておくといいでしょう。

 

それは「白髪が目立たないちょうどいいタイミング」だから。

頭皮の負担も少なくて済むので、とりあえず2か月というキーワードを覚えておいてくださいね。

 

美容室だと明るい白髪染めも可能

白髪染めの後にカラーをしようと考えている人は、基本的に髪の色を明るくしたいと考えていませんか?

確かに白髪染めで明るく染める事は、不可能ではありません。

しかし髪を黒く染める白髪染めを使うからこそ、限界があると知っておきましょう。

 

白髪染めの後のカラーはダメージを抑えたほうがいい理由

白髪染めをして白髪を黒くした後に、ヘアカラーをもう1度してしまうと、ダメージがかなり加わります。

これによってデメリットが大きくなるので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

 

理由01:褐色がひどくなる

まず白髪染めをした後に、ヘアカラーをするメリットは、褐色がひどくなる点です。

 

もともと白髪染めを含むヘアカラーというのは、アルカリ剤を使っています。

このアルカリ剤が、髪の毛の負担を大きくしてしまっているわけです。

 

一般的なヘアカラーは、1剤と2剤という2種類で構成されています。1剤の成分は酸化染料とアルカリ剤、2剤の成分は酸化剤です。この1剤と2剤を混ぜることで酸化染料が発色するのです。

※引用:ホーユーより

 

このアルカリ剤は、髪の毛のキューティクルを開く働きがあり、その開いた髪に染料を浸透させて髪を染めていきます。

これが髪の痛みを増やす原因になっているわけです。

 

白髪染めはこのアルカリ剤が強力で、1度でも髪に負担がかかるでしょう。

しかしさらにその後ヘアカラーまでしてしまうと、表面を守るキューティクルがボロボロになり、内部にある染料が流れ出て褐色がひどくなります。

 

白髪染めをして染めたのに、希望の髪色にならない…と言った声があるのでは、おそらくこれが原因でしょう。

 

理由02:見た目が悪くなる

髪の色だけでなく、見た目が悪くなるデメリットも際立ってきます。

これもキューティクルがボロボロになるのが、1番の原因といえるでしょう。

 

髪に負担がかかるので、乾燥がひどくなり、セットも面倒になってくるからです。

 

髪を乾燥させる要因は大きく分けて3つあります。物理的(熱処理等)、化学的(カラー・パーマ)、環境的(気候、冷・暖房、紫外線、排気ガス、タバコの煙など)要因です。加えて頭皮の状態によって髪が乾燥するケースもあります。

※引用:ケラスターゼより

 

もちろん髪だけでなく、頭皮まで薬剤が触れるために、炎症を起こしてフケなども発生してしまいます。

これも見た目が悪くなってしまう原因のひとつですね。

 

白髪染めの後にカラーをするのは髪の痛みがでるからNG

白髪染めというのは、髪や頭皮に負担がかかるので、できるだけ1回で済ませてしまいましょう。

どうしても明るくしたい女性は、白髪染めをして2か月待ち、その後にヘアカラーで明るくしてみてください。

 

これだけ頭皮や髪の毛のダメージが最小限に抑えられる上に、希望の色になりやすいですよ。

もちろん美容室でお願いすれば、失敗を最小限に抑えられるでしょう。