白髪を見つけると、少しでも「隠したい」と思うのが、多くの女性の希望でしょう。
しかし白髪染めを使うのも嫌…。
おしゃれ染めで白髪を染めたい気持ちもわかりますが、結論から言ってしまうと、白髪をきれいに染められません。
- おしゃれ染めで白髪を染められない理由
- 白髪染めを代用しておしゃれ染めを使う方法
- おしゃれ染めを使った実例
この3つを主に紹介しているので、納得いかない人は確認してみてください。
目次
おしゃれ染めで白髪は染まらない
上記でも紹介しましたが、おしゃれ染めを使ったとしても、白髪は染まりません。
その理由は、白髪染めとおしゃれ染めの原理について知っておいたほうがいいでしょう。
おしゃれ染めでも白髪は場合によっては染まります。
- 使用する薬剤の明度が低いとき(明度が低い=染料が濃い)
- 髪が軟毛で染まりやすい方(キューティクルが強固の白髪にオシャレ染めのアルカリでは染まりにくいのでもともとの毛質が軟らかいならまだ何とかなります)
がしかしそれでも浮いて見えたり,褪色が早かったりします。
※引用:Yahoo!ビューティーより
カラー剤というのは、アルカリ剤によってキューティクルを開いて、染料を内部に浸透させます。
そしてアルカリ剤の量は、カラー剤の種類によってバラバラ…。
もちろんおしゃれ染めと白髪染めも、アルカリ剤の量に違いがあります。
また白髪は黒い髪の毛に比べて、キューティクルが頑丈です。
これが「おしゃれ染めで白髪が染まらない」という、ひとつの理由になっているわけですね。
おしゃれ染めのポイント
おしゃれ染めで白髪が染まらない理由を知るには、それぞれの特徴を知っておくとわかりやすいでしょう。
おしゃれ染めの特徴は次のようになっています。
- 黒い髪を明るくする力が強い
- 染料があまり入っていない
- キューティクルのダメージが比較的低い
おしゃれ染めで白髪が染まらない理由が、これを見るだけでもわかるはずです。
白髪染めのポイント
おしゃれ染めに対して、白髪染めの特徴を見てみましょう。
白髪染めというのは、上記でも紹介したように、髪の負担が大きい種類のひとつ。
次の特徴を見ればわかりますよ。
- 染料が多くて、白い髪を暗くする
- 暗くした髪をもう1度明るくする
- 強力なキューティクルを開ける力もある
おしゃれ染めは髪明るくするだけですが、白髪染めは髪を黒くさせてから、もう1度髪を明るくします。
その分、髪の負担が大きくなるわけですね。
おしゃれ染めで白髪染めの代用するのは可能
簡単にいうと、おしゃれ染めで白髪が染まらないのは、白髪を染める力がないからです。
しかしおしゃれ染めを使って、白髪を隠す方法ならありますよ。
白髪の本数が少ないのなら、試す価値はあるでしょう。
髪を明るくして白髪をわからなくさせる
白髪というのは髪の毛が白くなっている状態です。
つまり「究極に髪を明るくした状態」が白髪。
これをイメージできていると、おしゃれ染めで白髪を隠せられるとわかるでしょう。
- 全体を明るくする
- 白髪付近にメッシュを入れる
この2つのパターンがあるのですが、これは今の髪の状態で決めてみてください。
できるだけ明るくしたほうが、白髪が目立たなくなりますよ。
しかし根元がプリンになってしまうのがデメリット。
明るくすれば根元が黒くなるので、このデメリットは染める前に知っておくと、ストレスが少ないでしょう。
白髪染めでは明るく染められない
おしゃれ染めで白髪を隠せると紹介しましたが、あくまで隠すだけ。
白髪が染まるわけではないので、注意しておいてください。
また白髪染めを使って髪を明るくすれば、白髪を隠せる上に、白髪も染まって一石二鳥だと思っていませんか?
じつは白髪染めでは、明るく染まりません。
明るく染めたい人は、別の記事で紹介しているので、それを参考にしてみてください。
ちなみに普通に染めても、白髪染めでは明るくならないので、美容室でお願いしたほうがいいですよ。
内部リンク:明るく染める方法
おしゃれ染めで白髪を染めてみた
あれ?白髪は染まらないのね!! pic.twitter.com/5k0UQMiWCi
— ヒカル666@DEX (@hikaru666) May 6, 2020
これはおしゃれ染めを使って、髪を染めた人のツイートです。
白髪だけ染まっていないのがわかるでしょう。
それだけキューティクルが頑丈になっているので、白髪染めを使ったほうが、白髪を染められないので注意してくださいね。
結論:おしゃれ染めは白髪染めの代わりにならない
おしゃれ染めで白髪を染められないので、これから白髪を染めようと思っている人は、できるだけ白髪染めに切り替えてしまいましょう。
しかしおしゃれ染めを利用して、白髪を隠すことが可能です。
それはウィービング。
髪を部分的に染めて、白髪かどうかわかりにくくする染め方になります。
自分で染めるのは難しい方法なので、美容室でお願いしたほうがいいですよ。