くせ毛で悩んでいる人は、共通点があります。
特に髪が広がるのなら、結論から言ってしまうと「乾燥」しているからです。
つまりくせ毛で悩んでいるのなら、髪を保湿すれば悩みが解消しやすくなるでしょう。
それがなぜ?と思う人のために、くせ毛の基本的な仕組みなどを紹介するので、参考にしてみてください。
目次
くせ毛の基礎
髪が広がって困る人は、くせ毛の基礎を知っておくと対処しやすくなります。
基礎といっても簡単なので、1度覚えておくと忘れにくいですよ。
湿気で髪が広がるのはキューティクルが原因
髪が広がってしまう大きな原因は、湿気でくせ毛がひどくなっているからです。
湿気によって髪の表面にあるキューティクルが開き、中まで湿気が侵入して、髪がうねってしまいます。
つまりくせ毛対策は、キューティクルの中に湿気を侵入させない努力が必要になってくるわけです。
一方でくせ毛では、コルテックスの配置に偏りがあるため、膨らみ方もバラつきがあります。よく膨らむ部分と、膨らみにくい部分の「膨張率の差」がうねりや広がりといったくせを作りだしてしまうのです。
※引用:Aujuaメディアより
もっと具体的にいうと、髪の細胞の形によってくせ毛とそうでない人の差が出ています。
これだとわかりくいでしょうから、くせ毛は「湿気でうねりがひどくなる」とだけ、簡単に覚えておきましょう。
しっかり髪を乾かすのがポイント
くせ毛髪が広がる人は、とにかくキューティクルを開かせない努力が必要です。
そのためには髪を乾かす事。
これさえ守っていれば、髪内部に湿気が侵入して、膨張が起こらないでしょう。
しっかり乾かすというのは、特に根元まで乾かすというのが大事です。
髪が広がるくせ毛の特徴と対処法とは?
簡単な湿気対策を紹介してきましたが、乾かすだけは物足りないと思う人もいるかもしれません。
そこでくせ毛で悩んでいる人は、くせ毛の特徴をさらに知っておくとわかりやすいですよ。
くせ毛の上に施術のやりすぎで髪がパサパサ…
くせ毛の主な原因は、湿気が髪の内部に侵入する事でしたよね?
特に髪のダメージがひどいと、キューティクルが正常に働かないので、乾燥していたとしても湿気が侵入してしまいます。
またスポンジと同じで、髪のダメージがひどいと、湿気を吸収しやすいので気を付けましょう。
髪を補修する努力をしないと、何をしてもくせ毛がひどくなってしまいます。
髪型をきれいに整えるために施術を受けるのはいいですが、くせ毛のためにホドホドにしてください。
湿気を吸収しやすい髪質だと大変…
施術によってくせ毛がひどくなるだけでなく、髪質の問題もあります。
湿気を吸収しやすい吸水毛だと、特にくせ毛がすぐに出て大変です。
パーマやカラーリング、アイロンなどの熱、紫外線のダメージで髪表面の脂質が失われると、吸水毛に変わります。失われた脂質は二度と再生しないので、トリートメントなどのヘアケアで油分を補うことが必要になります。
※引用:Yahoo!ニュースより
このようにダメージがひどい人や、もともとのくせ毛だと吸収毛といわれています。
吸収毛を解消しないと、髪の毛がうねりやすくなってしまうので、とりあえずトリートメントなどで保湿が大事ですね。
保湿するだけでも予防につながる
結局のところ上記で紹介しましたが、くせ毛で髪が広がってしまうのは、湿気を髪の毛が吸収してしまうから。
これを解消しないと、髪の毛がうねってしまいます。
そこで1番大事になってくるのが、トリートメントなどで保湿する事です。
髪が乾燥していて、吸収毛になっているわけですから、ちょっとでも撥水毛に変えないといけません。
撥水毛とは、湿気を弾きやすい髪質です。
保湿すればするほど、湿気から守ってくれる髪の毛になってくれるので、トリートメントは欠かさず続けましょう。
ちなみにトリートメントだけでなく、シャンプーも意識したほうがいいです。
くせ毛のシャンプー選び方について紹介した記事を読んでもらえば、ある程度シャンプーの選び方がわかりますよ。

広がるくせ毛をおしゃれな髪型にする方法
結局のところ、くせ毛の特徴を知れば、保湿をするのが大切なのが分かったでしょう。
しかしそれ以外の対策はないのか、知りたくなった人も多いかと思います。
保湿以外でくせ毛を抑えるには、とりあえず髪型選びが大事になってくるでしょう。
ストカールで毛先だけ遊ぶ
※引用:Instagramより
保湿してもくせ毛がおさまらないのなら、とりあえずストカールがおすすめです。
名前のとおり、ストレートとパーマを組み合わせた施術になります。
画僧を見ればわかるように、毛先だけがカールが出ているので、クセが出たとしてもわかりにくいでしょう。
セットをやり直さなくてもいいので、外出してもくせ毛を気にしなくて済みます。
カットで髪が広がるのを抑える
※引用:Instagramより
パーマをかけると吸収毛に近くなってしまうので、くせ毛がひどくなるケースもあります。
それが嫌なら、カットだけでくせ毛を抑えるようにしましょう。
この場合は担当する美容師さんが、くせ毛に詳しくないと失敗してしまいます。
生まれつきくせ毛で悩んでいたという美容師さんなら、安心してカットだけでもくせ毛が抑えられるはずです。
もちろんくせ毛の程度によるので、相談してから決めるようにしてくださいね。
ちなみに当店では、生まれつきくせ毛で、美容師歴も30年以上のベテラン美容師が在籍しています。
気軽に相談していただけると、納得していただける髪型を提案できますよ。

ボブはおすすめ
※引用:Instagramより
髪が広がってしまう人は、とりあえずボブにしておけば安心できるでしょう。
それは頭頂部から伸びた髪を、上から抑えて広がるのを抑えられてしまうからです。
見た目も可愛いだけでなく、セットが楽になるのはうれしいですね。
気軽に試せる髪型なので、今くせ毛で悩んでいるなら試してみてください。
髪が広がったら使えるくせ毛アイテムはコレ!
くせ毛で悩んでいる人は、ヘアアイテムに関しても見直したほうがいいでしょう。
ヘアアイテムと聞くと面倒なイメージがあるでしょうが、簡単に手に入るアイテムだけに絞ったので安心して試してみてください。
基本はドライヤーを見直す
まずくせ毛対策で重要なのは、湿気を抑えて乾燥させる事です。
だからこそドライヤーの扱いには注意したほうがいいでしょう。
ただドライヤーで髪を乾かすだけでなく、根元をしっかり乾かすようにしてください。
またイオン機能が付いたものだと、乾かしながら保湿ができます。
冷風機能も使うと、さらにパサつきが違うのでうまく活用してましょう。
アイロンを使うならアウトバスタイプのトリートメント必須!
髪が乾燥しすぎてしまうと、吸収毛になって湿気を吸収しやすくなってしまいます。
アイロンは特に乾燥するだけでなく、キューティクルを壊しやすいので、保護のためにアウトバストリートメントを使いましょう。
ドライヤーで髪を8割乾かしてから、アウトバストリートメントを付ければ、水分で伸ばしやすくなりますよ。
ヘアピンやゴムを使ってヘアアレンジ
どうしても髪が広がってしまうなら、ヘアアレンジを利用するのがおすすめです。
ヘアピンで広がった髪を抑えて、ゴムにまとめてしまえば、ほとんどの場合が髪もおさまります。
おしゃれに仕上げるのもいいですが、髪を抑えるのに意識してみてください。
くせ毛の原理を知って対策すれば悩み無用!
髪が広がってしまうのは、くせ毛がひどくなっているからです。
乾燥によって吸水毛になり、髪内部に湿気が吸収して、くせ毛がひどくなってしまいます。
キューティクルが壊れてしまうと、さらにひどくなるのでトリートメントは必須です。
またドライヤーを正しく使えば、悩みも少なくなるでしょう。
イオン機能や冷風機能が付いたものを使って、気軽にくせ毛対策をしてみてください。
それが面倒なら、髪型を変えてくせ毛対策をすれば、ストレスが抑えられます。
美容室で気軽に相談してみましょう。